RECRUITMENT新卒採用
新築から築数十年まで、建物用途はオフィスビルや物流施設など、幅広い事業用物件の運営管理を担当しています。物件の所有者であるオーナー様によって、「長期的に安定したテナント収入を得たい」「近い将来の売却を見据えている」などビル経営のニーズは異なります。当社の不動産運営管理を担当するプロパティマネージャー(PM)は、オーナー様や入居する各テナントと日々コミュニケーションをとりながら、オーナー様のご要望に最適なビル運営を図ります。修繕計画の立案や改修工事などはコンストラクションマネージャー(CM)と、キャッシュフローの管理ではアカウントマネージャーとワンチームとなり、PMはチームのフロントに立ってプロジェクト全体を動かしていく醍醐味があります。
日々の確実なビル運営に加え、コンサルタント的にお客様の課題解決に取り組めるのもPMの面白さです。周辺賃料相場を調査して賃料設定のアドバイスをしたり、SDGsやESGの観点で入居先を選ぶテナント企業も多いためLED照明などの省エネ設備の導入を提案することも。不動産は経済活動と密接なため、普段から世の中の動向を敏感にキャッチするように心掛けています。
やりがいを感じるのは、事業用不動産を所有するオーナー様と入居するテナントの双方に、価値の高い建物空間を提供できたときです。
好立地や新築物件の価値が高いのは当然ですが、経年した建物でも内装や設備のリニューアルによって物件価値を向上することができます。たとえば、空きテナントにお困りだったあるオーナー様のケースでは、ネックとなっていたトイレなどの水廻りのリニューアル工事を提案しました。費用面で悩まれていたため、工事費とテナント収入の収支計画を詳細にシミュレーションしてご提示することで、ご納得いただき工事を行うことになりました。オーナー様の目線に寄り添って検討を重ねた結果、工事完了後に新しいテナントが決まり、オーナー様から「任せてよかったよ」と言っていただけたときの達成感は格別でした。
オーナー様に代わってビル1棟丸ごとの運営に携わるため、経営的な視点を養っていくことができ、ビジネスパーソンとして成長を実感しています。
東洋不動産グループの一員である当社には、さまざまな分野のノウハウを持つプロフェッショナルが集まっています。経験豊富な先輩方から幅広い不動産の知識を学べる環境は、非常に魅力的だと感じています。
私自身も入社後、PM業務を通じて知識を高め、宅地建物取引士とビル経営管理士の資格を取得しました。試験では実務で得た知識が活きた面も多く、資格取得への大きな後押しとなりました。会社からの資格取得支援もありますので、スキルアップを目指せる体制が整っているのはありがたいですね。