RECRUITMENT新卒採用
主に手掛けているのは、テナントが入れ替わるタイミングでの壁紙の張り替えや、空調・照明機器の交換工事といった原状回復工事の統括管理とビルの資産価値を維持向上される為に長期的な修繕計画の立案及び工事監理です。コンストラクションマネージャー(以降CM)は、ビル運営に係る工事のコスト・品質管理はもちろんのこと、遵法性や快適性・安全性の管理を含め、工事進捗管理についても技術的な中立を保ちつつ、工事発注者側に立ってマネジメントの役割を担っています。私の場合、工事計画の立案や書類作成、工事会社の手配といった内勤業務と、事前調査や完成後の確認などの現場業務の比率は半々程度。施工管理職との違いが分かりにくいかもしれませんが、現場に張り付いて管理するのではなく、CMは発注者側の立場で工事全体を采配する仕事で、そこが面白さだと思っています。
不動産・建築の幅広い知識をバックボーンにした提案力と、オーナー様や工事会社などまわりを動かしていく統率力。その両方を磨いていくことを大切に日々仕事に取り組んでいます。
これまでのキャリアで印象深い仕事は、ビル1棟・7フロア分のレイアウト変更工事を6ヶ月間で完了させたプロジェクトです。通常、テナント改修工事はワンフロアの工事がほとんどです。一度に全フロアの工事を実施することは当社でも滅多になく、CM4名でプロジェクトチームを組み対応することに。計画・手配するのも内装、電話・ネット回線、オフィスレイアウトといった工事から引越まで多岐にわたり、オーナー様や各テナント、各業者との事前の打ち合わせは通常の倍以上にのぼりました。
普段とは違った状況に悪戦苦闘はしましたが、このプロジェクトを経験したことで知識や対応力を一段と高められた実感がありました。工事が終わった後、オーナー様から感謝の言葉をもらったときは今までにない達成感がありましたね。こうしたプロジェクトに携われたのも、長年のノウハウがある当社だからこそだと思います。
オフィスには部門ごとの仕切りがなく、上司や同僚だけでなく役員ともフランクにコミュニケーションが取れる環境です。社長とマンツーマンの定期面談でも、気兼ねしないで考えを伝えることができます。社員の意見を取り入れて会社をより良くしていこうというオープンな雰囲気は、当社の魅力ですね。
「建築系の仕事は激務」というイメージがあるかもしれませんが、当社ではワークライフバランスがとれた働き方ができます。銀行の緊密会社ということもありコンプライアンスへの意識は高く、勤務管理は適正で過度な残業はありません。2024年4月から在宅勤務制度も導入されました。退勤後や休日に妻や子どもと過ごす時間をゆったり持てるなど、プライベートも充実して過ごせるのが嬉しいです。